積水化学工業、中国・上海に合わせガラス用中間膜のデザインセンターを開設

中国・上海に開設したデザインセンター
中国・上海に開設したデザインセンター

積水化学工業は、中国・上海に合わせガラス用中間膜のデザインセンターを開設した。現地法人を通じて、中国市場の先進的なCMFトレンドと中間膜技術を融合させた次世代モビリティ向けのデザイン提案を強化する。

積水化学工業株式会社の高機能プラスチックスカンパニーは、中国・上海において合わせガラス用中間膜の「デザインセンター」を開設しました。運営は現地法人の積水中間膜(蘇州)有限公司が担い、積水化学グループが長年培ってきた合わせガラス用中間膜の技術を体感できるデモカーや、中国市場の最新デザイントレンドを反映したデザインガラスの展示を通じて、次世代モビリティにおける新たなユーザー体験を提案します。

中国・上海に開設したデザインセンター
中国・上海に開設したデザインセンター
中国・上海に開設したデザインセンター(画像2)
中国・上海に開設したデザインセンター(画像2)
中国・上海に開設したデザインセンター(画像3)
中国・上海に開設したデザインセンター(画像3)
中国・上海に開設したデザインセンター(画像4)
中国・上海に開設したデザインセンター(画像4)

中国の自動車市場においては、電動化やスマート化の急速な進展に伴い、車両の基本性能だけでなく、ユーザー体験やデザイン性の重要性が飛躍的に高まっています。特に色彩・素材・仕上げを指す「CMF」デザインはブランド価値や商品差別化の決定的な要素となっており、自動車メーカー各社からより高度で洗練されたデザイン提案が求められています。

新設されたデザインセンターでは、中国を代表するCMFデザインコンサルティング企業であるShanghai Techic Creative Design Co., Ltd.(TECHIC)と協業し、中国市場特有のデザイントレンドを取り入れたガラスの提案活動を強化します。ガラスを単なる機能部材ではなく、車室空間の主要なデザイン要素として捉え、透明性や透過率を活かしたデザイン、カラー中間膜による色彩表現、グラデーションや光の演出、ブランドアイデンティティを反映した専用デザインの可能性を追求します。

同センターは単なる展示スペースに留まらず、自動車メーカーとの共創を前提としたデザインシミュレーションやサンプル制作などの開発支援機能を備えています。コンセプト立案からCMFデザイン検討、シミュレーション、サンプル制作、試作品評価、実車への装着検証までを一貫してサポートすることで、顧客の開発期間短縮と商品競争力の向上に貢献する方針です。

積水化学グループは、日本、欧州、米国の3極に展開する研究センターと今回の上海デザインセンターを連携させ、高機能化やデザイン性向上、用途拡大のための技術展開を加速させています。今後は2026年秋を目途にモビリティ関連製品の展示拡充を予定しており、自動車メーカーやサプライヤーとの技術交流・共創拠点としてさらなる発展を目指します。

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