
香港の食を、点心と一杯の紅茶から知る。香港発祥の点心レストランDimDimSum(ディムディムサム)は10月1日から、「香港ミルクティー」と「香港レモンティー」の販売を始めた。運営するDimDimSum Japanが9月29日に発表したもので、価格はいずれも税込680円。新メニューとともに、大阪本店と新宿マルイ本館店の情報を案内している。
点心を食べるとき、蒸籠の中の料理だけでなく、何を飲むかにも目を向けてみる。今回のメニューは、香港の街で日常的に親しまれる紅茶を、日本の店舗でも食事と合わせて楽しんでもらおうという取り組みだ。
濃い紅茶にエバミルクを合わせる
香港ミルクティーは、複数の茶葉をブレンドして抽出した濃い紅茶に、エバミルクを合わせる。運営会社は、茶葉の香りとミルクのコク、甘さのバランスを考えて試作を重ねたと説明している。
発表資料が強調するのは、ミルクの風味だけでなく、紅茶そのものを感じられるようにした点だ。普段飲むミルクティーとの違いを探すなら、まず茶葉の香り、次にミルクを合わせた口当たりという順に意識してみるのもよいだろう。
点心との組み合わせも、新メニューの狙いに含まれている。料理と一緒に飲むことで印象がどう変わるかを、自分の好みで確かめられる。ただし、味の特徴は開発元の説明によるもので、本記事は試飲した感想を述べたものではない。
レモンを軽くつぶし、香りと酸味を調整
もう一つの香港レモンティーは、紅茶にたっぷりのレモンを合わせる。こちらも税込680円。運営会社は、レモンの香りと酸味、紅茶の風味を生かし、食事にも合わせやすい飲み物として紹介している。
飲み方として案内されているのは、レモンを軽くつぶしながら好みの香りと酸味に調整する方法。最初にそのまま飲み、少しずつレモンに触れて変化を確かめるなど、一杯の中でも自分に合うバランスを探せる。
二つの新メニューは同じ紅茶を軸にしつつ、ミルクを合わせるか、レモンを合わせるかで構成が異なる。コクを楽しみたい日と、柑橘の香りにひかれる日とで選び分ける入り口になる。発表資料には茶葉の詳しい配合や甘さの変更サービスまでは記載されていないため、希望がある場合は注文時に確認してください。
茶餐廳から見えてくる香港の食文化
香港政府観光局は、地元の食堂・喫茶店である「茶餐廳(チャーチャンテン)」を、東西の食文化が交わる場所として紹介している。ミルクティー、パイナップルパン、エッグタルトなどが並ぶ日常の店であり、飲み物も料理とともにその文化を形づくる。
同局のガイドには、中環の蘭芳園など、ミルクティーで知られる店も登場する。飲み物を入り口に街の食堂へ関心を広げると、有名な料理の名前だけでは見えてこない香港の暮らしに触れられる。背景は香港政府観光局の茶餐廳案内でも読める。
DimDimSumは点心レストランだが、今回の発表では、料理だけでなく香港で親しまれる食文化も伝えたいとしている。日本にいながら紅茶と点心を組み合わせる体験は、旅行前の関心を育てたり、旅先の味を思い出したりするきっかけにもなりそうだ。
大阪・梅田と東京・新宿の店舗情報
大阪本店は大阪市北区角田町8-47、阪急グランドビル27階の「阪急32番街 空庭Dining」にある。発表時の案内では、大阪メトロ御堂筋線の梅田駅と阪急大阪梅田駅から徒歩2分、JR大阪駅から徒歩6分。営業時間は午前11時~午後10時、ラストオーダーは午後9時30分となっている。
大阪店は88席で、個室も設ける。飲茶の食事や複数人での利用を計画するときは、希望する日時と席の条件を店舗へ相談できる。電話は06-6948-6655。定休日は不定休で、阪急グランドビルに準じる。
新宿マルイ本館店は東京都新宿区新宿3-30-13、新宿マルイ本館8階。東京メトロ・都営新宿線の新宿三丁目駅A2出口に直結する立地として案内されている。営業時間は午前11時~午後10時、ラストオーダーは午後9時で、大阪店より30分早い。
新宿店の電話は03-6380-0728。こちらも不定休で、新宿マルイ本館に準じる。運営会社は人数や予算に合わせたコース、団体や貸切の相談も受け付けるとしている。通常の飲食利用と宴会予約では条件が異なるため、予定に合わせて問い合わせたい。
価格・営業時間は9月29日の発表に基づく。注文できるメニューや当日の営業状況は、DimDimSum Japan公式サイトまたは各店舗で確認してください。二つの紅茶を、香港の食文化を知る小さな入り口として楽しめる新メニューだ。
多元ニュース編集部/2026年10月23日
出典:DimDimSum Japan発表(PR TIMES、2026年9月29日)、香港政府観光局の茶餐廳案内



