「パンダフォトコンテスト ― 写真で未来へ届ける、ありがとう ―」授賞式を多元文化会館で開催

2026年7月3日、「パンダフォトコンテスト ― 写真で未来へ届ける、ありがとう ―」の授賞式が、東京都港区の多元文化会館にて盛大に開催されました。

 2026年7月3日、「パンダフォトコンテスト ― 写真で未来へ届ける、ありがとう ―」の授賞式が、東京都港区の多元文化会館にて盛大に開催されました。本イベントは、中国駐東京観光代表処が主催し、株式会社アジア太平洋観光社と『和華』誌が共催しました。今回のコンテストでは、中国駐東京観光代表処賞、『和華』賞、最優秀賞・四川航空賞、五粮液賞、日本パンダ保護協会賞、『毎日パンダ』賞、パンダライター賞、中国電視賞、小池屋賞など10を超える協賛賞が設けられたほか、特別賞および奨励賞も授与されました。

今回のフォトコンテストには、日本と中国で撮影された約1,500点もの作品が寄せられました。会場では受賞作品の展示も行われ、パンダ写真家をはじめ、日中両国のパンダ保護関係者、メディア、パンダファンなど約80名が参加。写真に収められたパンダたちの物語を通じて、国境を越えた日中の民間交流と友情を改めて感じられる場となりました。

中国駐東京観光代表処 欧陽安 主席代表

本コンテストの審査員も務めた中国駐東京観光代表処の欧陽安主任は、次のように挨拶しました。

「今回のパンダフォトコンテストは、人々とパンダがともに過ごした温かな思い出を未来へ残し、心を癒やす感動を多くの方々と分かち合うことを目的として開催しました。日本と中国から数多くの作品をご応募いただき、それぞれの写真には、パンダと出会った喜びや長年寄り添ってきた思い出、日本の皆さまがパンダへ寄せる深い愛情が生き生きと表現されていました。長年日本で親しまれてきたパンダたちは順次中国へ帰国し、多くの方が寂しさを感じています。しかし、パンダが私たちに残してくれた温かな思い出は、これからも色あせることはありません。ジャイアントパンダは中国のかけがえのない宝であると同時に、日本と中国の人々の心を結ぶ『友好の使者』でもあります。多くの人々に癒やしを届け、生命の尊さや自然との共生の大切さを教えてくれる存在です。今回のイベントを通じて、パンダ保護への理解をさらに深めるとともに、日中民間交流の輪が一層広がることを期待しています。ぜひ四川省を訪れ、シャンシャンをはじめ中国へ帰ったパンダたちと再会するとともに、中国の豊かな自然や文化にも触れていただきたいと思います。今回寄せられた作品は、パンダへの愛情、自然への思いやり、そして日中友好への願いが込められた大切な記録です。これからもパンダを架け橋として、人と人との温かな交流が末永く続いていくことを願っています。」

日本パンダ保護協会 土居利光 会長

「写真コンテストは単に楽しむためだけのものではありません。応募者の思いや、審査員の価値観によって作品の評価も変わります。ぜひ皆さんにも、作品が選ばれる背景や、その写真に込められた想いについて考えながら楽しんでいただければと思います」

『毎日パンダ』写真家 高氏貴博 氏

「今回寄せられた作品はいずれも非常にレベルが高く、撮影機材の違いに関係なく、それぞれに魅力がありました。審査では、約100点の候補作品の中から入賞作品を選ぶことになりましたが、どれも素晴らしく、最後まで選考に大変悩みました。締切の都合もあり、惜しくも選外となった作品もありましたが、ご応募いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます」

パンダコラムニスト 二木繁美 氏

「約1,500点もの応募作品には、それぞれ応募者の思いが込められており、審査中には何度も胸を打たれました。また、中国で取材を行った際に、現地スタッフの皆さんがパンダの赤ちゃんを大切に育てている姿に深く感動したことも印象に残っています。このコンテストは、パンダを通じて国境を越えた交流の輪を広げたいという思いから始まりました。将来、再びパンダが日本へやって来て、このような交流がさらに続いていくことを願っています」

株式会社アジア太平洋観光社 代表取締役社長 劉莉生 氏

「弊社は本フォトコンテストの協力企業であるとともに、『パンダ写真集』の出版も担当いたしました。この写真集を刊行することができたのは、全国のパンダファンの皆さまから寄せられた数多くの素晴らしい作品のおかげです。心より感謝申し上げます。応募作品は『和華』第50号記念特別企画『パンダフォトコンテスト2026』として一冊にまとめ、多くの方々にパンダの魅力を届けることができました。この写真集には、皆さまのパンダへの深い愛情が詰まっているだけでなく、日中両国の友好の証も刻まれています。パンダは半世紀以上にわたり、日本の人々に笑顔と感動を届け続けてきた日中友好の象徴です。これからも両国を結ぶ『友好の使者』として、人々の交流の架け橋であり続けてくれることを願っています」

この日は、日本で暮らしたジャイアントパンダ『シンシン』の21歳の誕生日でもあり、会場では来場者全員で誕生日を祝いました。また、現在四川省で暮らす「香香」の最新映像を上映するとともに、『和華』誌が実施した四川省ジャイアントパンダ保護研究センター訪問ツアーの様子も紹介。日中のパンダファンが交流できる新たな機会となりました。

授賞式終了後、来賓と受賞者は会館2階で開催された受賞作品展を鑑賞しました。

会場には『和華』誌の特設コーナーも設けられ、本コンテストの入賞作品を掲載した『和華』第50号を自由に閲覧できるほか、今回のコンテストを通じた日中民間交流の歩みも紹介されました。

また、来場者がパンダや日中友好への思いを書き込める「メッセージツリー」も設置され、多くの温かなメッセージが寄せられました。会場では現在四川省で暮らす香香の最新映像を上映したほか、6月に『和華』誌が実施した四川パンダツアーの様子も紹介。43名の参加者が帰国したパンダたちと再会し、シャオシャオ・レイレイの誕生日イベントにも参加した様子が報告されました。今後予定されている四川パンダツアーについても案内が行われ、多くの来場者が関心を寄せていました。

今回の「パンダフォトコンテスト」は、一枚一枚の写真を通して、日本と中国の人々が共有するパンダへの愛情をつなぎ、民間交流の新たな架け橋となるイベントとなりました。

主催者である中国駐東京観光代表処の欧陽安主任は、「今後もパンダをテーマとした観光・文化・写真交流事業を継続し、パンダを通じて育まれた日中友好の絆をさらに深め、両国の人々の相互理解と交流を一層促進していきたい」と述べ、イベントを締めくくりました。

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