仮装で街を歩き、音楽やパフォーマンスに出合い、夜は特別なバスやトラムへ。香港政府観光局は10月8日、観光業界のパートナーと連携した「香港ハロウィーン・マンス」の初開催を発表した。ストリートイベントを軸に、テーマパークや街の装飾も組み合わせ、10月の香港を巡る企画だ。

10月17日から、3週連続の土曜日に街へ
ストリート企画の中心となるのは10月17日、24日、31日の土曜日。中環(セントラル)、啓徳(カイタック)、蘭桂坊(ランカイフォン)、旺角(モンコック)、尖沙咀(チムサアチョイ)などで、音楽パーティーや仮装カーニバル、参加型の演出が予定されている。
かぼちゃやおばけだけでなく、アニメや映画のキャラクター、現代アート、香港の赤いミニバス、広東ポップスも取り入れる。好きな作品の衣装を考える人にも、街の音楽やデザインを楽しみたい人にも関心を持ちやすい構成だ。月間企画という名称でも、すべての会場で毎日同じ催しが続くわけではない。旅行の日程と各会場の実施日を合わせて選ぶ必要がある。
会場ごとに変わる音楽と仮装の楽しみ
香港島の中環では、スタチュー・スクエア・ガーデン南側とチャーター・ロードの歩行者天国を舞台に、大型展示やテーマ別のイベントを展開する。蘭桂坊ではD’Aguilar Street、Lan Kwai Fong、Wo On Lane周辺で、モンスターのフラッシュモブ、仮装パフォーマー、DJなどを予定。見物するだけでなく、参加者自身の衣装も催しの一部となる。
九龍側では、カイタック・スポーツパーク内のDining Coveにネオン装飾やペット向けのフォトスポットが登場し、仮装パーティーや路上パフォーマンスを組み合わせる。旺角のランガムプレイス屋外は、赤いミニバスをおばけの乗り物に見立てる企画と、ストリート音楽が特徴。ハロウィーン限定ソフトクリームの無料提供も告知された。
尖沙咀東部のMody Road Gardenでは、仮装DJパーティーとテーママーケットを実施予定。買い物と街歩きの途中に立ち寄るなら九龍側、複数の仮装企画を巡るなら中環と蘭桂坊など、興味のある催しを起点に行程を組むと分かりやすい。
仮装で乗れる特別バスとパーティートラム
移動自体を楽しむ企画もある。Citybusは17日、24日、31日の夜に、ハロウィーン仕様の屋根のない2階建て観光バスを運行する。中環、旺角、啓徳、尖沙咀、蘭桂坊の主要スポットを巡り、ハロウィーンの仮装をした人が無料で乗車できるとしている。
同じ3日間には、通常は貸し切り用のパーティートラム2台を一般開放する予定だ。区間は銅鑼湾(コーズウェイベイ)と上環のウェスタンマーケットの間。こちらも仮装した人が無料乗車の対象となる。いずれも発表された特別運行の企画で、通常のバスやトラム全線が無料になるという案内ではない。
テーマパークは11月1日まで
香港ディズニーランド・リゾートの「ディズニー・ハロウィーン・タイム」は11月1日まで開催。ミッキーの新たなミュージカルショーや、ヴィランズが登場するパーティー、限定フード、グッズなどを用意する。
香港オーシャンパークの「ハロウィーン・フェスト」も11月1日まで。4つのホラー・アトラクションに加え、ジャクソン・ワンが手掛ける「Under the Castle」とのコラボレーションが紹介されている。街の仮装を楽しむ日と、パーク内でショーやホラー体験を楽しむ日を分けて考えると、それぞれの特徴を生かせそうだ。
西九龍文化地区や大館(タイクン)でも装飾やテーマに合わせた催しが予定されている。また、香港で撮影した写真や短い動画を対象とするSNS企画も告知された。指定タグは「#HKHalloweenMonth」「#OnlyInHongKong」。応募方法や賞品などの詳細は、香港政府観光局の英語・中国語の公式SNSで順次案内するという。
会場別の開催時間、入場条件、テーマパークのチケット、特別交通の乗り場や利用条件は、香港政府観光局の公式案内で最新情報を確認してください。市内の催しと各パークのチケット条件は個別に確認が必要となる。
出典:香港政府観光局、2026年10月8日発表(PR TIMES)。多元ニュース編集部/2026年10月10日。



