
名門の家に生まれた女性が、一族の没落をきっかけに商いへ踏み出す。中国ドラマ「惜花芷(せきかし)~星が照らす道~」の地上波初放送が、TOKYO MX1で10月20日から始まった。放送枠は毎週月~木曜の午前9時~10時、全40話。TOKYO MXはTVerでの無料見逃し配信も案内しており、朝の放送時間に視聴しにくい人にも作品に触れる機会が広がる。
本作が描くのは恋愛だけではない。生活の基盤を失った一家の女性や子どもたちが、知恵と行動力で困難に向き合う物語でもある。主演はチャン・ジンイーとフー・イーティエン。家族の再出発と、異なる立場にある二人の関係が並行して進んでいく。
令嬢から一家の支えへ、花芷の再出発
主人公の花芷(かし)は、皇都で御史を務める祖父・花屹正(かきつせい)の巡察に同行し、広い世界を見て育った女性。沈家の若様・沈淇(しんき)との結納が決まるが、祖父の逮捕によって暮らしが一変する。花家の男性たちは追放され、財産も失われることになる。
罪を免れた女性たちも、城外で厳しい生活を送らざるを得なくなる。そこで花芷は、残された家族を養うために商いを始める。豊かな家の令嬢という立場から、自分の判断で生計を立てる側へと変わっていく点が、物語の出発点だ。
放送局の作品紹介は、花芷の聡明さや度胸、女性たちが力を合わせて前向きに生きる姿を見どころに挙げる。華やかな衣装や宮廷の出来事に加えて、生活をどう立て直すかという具体的な課題が中心にある。仕事や家族との関わりを通じて主人公の成長を追える構成となっている。
恋の相手は、花家の騒動にも関わる人物
花芷の相手となる顧晏惜(こあんせき)は、皇帝の甥であり、凌王の世子。仮面で顔を隠し、皇帝直属の諜報機関「七宿司」を率いる司使としても活動している。花家が没落する騒動の中で暗躍する人物でもあり、二人の関係には、それぞれの立場が深く関わってくる。
TOKYO MXは二人を、互いに助け、支え合いながら成長していく関係として紹介している。誤解や立場の違いが生む困難に、どのように向き合うのか。家族を守るという花芷の課題と、顧晏惜の背負う役割が、恋愛の行方に結び付いている。
一方、元許婚の沈淇は花芷に思いを寄せる人物として登場し、ウー・シーザーが演じる。主役二人だけでなく、以前の暮らしで結ばれた人間関係が、環境の変化によってどう動くのかも物語を追うポイントになる。
「長歌行」などを手がけたスタッフが参加
原作は空留による小説「惜花芷」。総演出は「長歌行」や「馭鮫記」シリーズを手がけたチュー・ユイパン、プロデューサーは「長歌行」のイエン・ベイ、脚本は「長月輝伝~愛と救世の輪廻~」のホー・ファンが担当する。中国時代劇に関わってきたスタッフが、小説の世界を映像化している。
花芷役のチャン・ジンイーは映画「無名」「あなたがここにいてほしい」などに出演。顧晏惜役のフー・イーティエンは「ツンデレ王子のシンデレラ」「Go!Go!王子様は片想い」などで知られる。放送局によると、本作は二人がそれぞれ初めて主演を務めるロマンス時代劇となる。
共演には「玉骨遙」などのルー・ユーシアオ、「風起花抄~宮廷に咲く瑠璃色の恋~」などのビエン・チョン、「月に咲く花の如く」などのミョーリー・ウーも名を連ねる。現代劇や映画で見ていた俳優の、時代衣装での演技を楽しむ入口にもなりそうだ。
全40話、TVerは放送後4週間の配信
放送はTOKYO MX1で毎週月~木曜の午前9時~10時。初回は10月20日火曜で、その後は月曜を含む週4日の編成として案内されている。全40話の連続ドラマを追う際は、放送曜日と配信期限を合わせて確認すると視聴予定を立てやすい。
TVerの無料見逃し配信は、各話の放送後4週間という案内だ。全話を一度に配信するという意味ではないため、視聴できる回と終了日時は配信画面で確認してください。番組の放送日時や内容は変更される場合がある。最新の案内はTOKYO MXの番組公式ページから確認できる。
多元ニュース編集部/2026年10月21日
出典:TOKYO MX発表(PR TIMES、2026年9月28日)



