香港発「譚仔三哥」、新宿・恵比寿で秋限定カレー米線 雲南の麺にタイの発想

海老やあさり、野菜、ライムを盛り付けた譚仔三哥のスパイシーココナッツカレー米線・海鮮
写真提供:株式会社譚仔日本/PR TIMES。写真は商品イメージ。

香港発の譚仔三哥が、新宿・恵比寿でココナッツカレー米線を11月末まで販売予定。雲南由来の米線と日本との関わり、価格、対象店舗、吉祥寺の別メニューを紹介します。

香港発の米線専門店「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」が、東京の新宿中央通り店と恵比寿店で「スパイシーココナッツカレー米線」の販売を10月1日に始めた。海鮮と鶏の2種類で、価格はいずれも税込1,380円。11月末までを予定する秋限定メニューだ。運営する譚仔日本が9月29日に発表した。

海老やあさり、野菜、ライムを盛り付けた譚仔三哥のスパイシーココナッツカレー米線・海鮮
スパイシーココナッツカレー米線(海鮮)。写真提供:株式会社譚仔日本/PR TIMES。写真は商品イメージ。

香港の米麺に、タイ北部の料理の発想を

今回の商品は、タイ北部の麺料理「カオソーイ」をヒントに開発されたもの。同社によると、定番のクリアスープを土台に、スパイス、カレー、ココナッツミルクを組み合わせている。昨年の秋にも販売し、今年は具材を増やしたという。

海鮮タイプは海老やあさり、鶏タイプは鶏むね肉、鶏もも肉、親鳥のそぼろを使用する。もやし、棒湯葉、きのこ、ニラ、パクチー、じゃがいもなども合わせる構成で、ライムを添えて提供する。麺だけでなく、肉や魚介、野菜を一つの器にまとめる商品だ。

辛さは10段階から選択でき、麺は小盛りが20円引き、大盛りが150円増しとなる。ココナッツミルクを使った商品でも辛さの選択肢があるため、注文時には希望の段階を伝えたい。白ご飯も追加注文できると案内されている。

米線とは――雲南から香港へつながる食文化

譚仔三哥の公式サイトは、米線を中国雲南省発祥の、米と水から作る麺と説明している。同店では注文ごとにゆでて提供し、スープや具材との組み合わせを楽しむ方式を採る。米を主な材料とする麺の文化が、香港の外食ブランドを通じて日本でも身近になっている。

通常のメニューでは7種類のスープ、10段階の辛さ、肉や野菜などのトッピングを組み合わせる。辛さだけを追求するのではなく、香りやしびれ、素材の味わいをどう重ねるかをブランドの特徴としている。今回のカレー米線は、その選択型の仕組みに季節のスープを加えた企画といえる。

雲南の麺を使う香港発の店が、タイ北部の料理を着想源とした一杯を東京で提供する。今回のメニューには、各地の食材や調理の発想を取り入れながら展開する、アジアの外食文化のつながりが見える。

日本企業との関係は2017年の取得契約にさかのぼる

日本との関わりは、店舗の出店だけではない。トリドールホールディングスは2017年12月1日の発表で、香港の子会社を通じて「譚仔三哥米線」の運営会社などの株式を取得する契約を結んだことを明らかにしている。

同資料は、米粉麺の食感、スパイスを使うスープ、具材や辛さを選べる点を雲南ヌードル業態の特徴として挙げていた。当時、先にグループ化を決めた「譚仔雲南米線」と「譚仔三哥米線」は、香港で競合していた二つのブランドだった。香港で育った外食業態と日本の企業活動が結びついた経緯を示す資料でもある。

吉祥寺では別メニュー「トムヤム酸辣湯」

同じ発表では、麻辣湯専門店「譚仔麻辣湯」の吉祥寺店が、9月25日から「トムヤム酸辣湯」を販売していることも案内された。こちらは鶏白湯をベースに、干し海老を使ったタイの調味料「チリインオイル」などを加えるスープで、カレー米線とは異なる商品となる。

具材を選んで重さに応じて支払う方式で、具材は1グラム当たり4円。これに150円を加えて期間限定スープを注文する。販売は11月末までの予定。新宿・恵比寿の米線は一杯の基本価格が決まっている一方、吉祥寺では選ぶ具材の量によって会計が変わる。

対象店舗と来店前に確認したい情報

カレー米線を扱う新宿中央通り店は東京都新宿区新宿3-28-16、新宿コルネ坂詰ビル1・2階。恵比寿店は東京都渋谷区恵比寿1-10-7、TIB恵比寿ビル1階にある。両店では同じ期間に、レモンやオレンジを使った「シトラスルイボスティー」も提供する。

トムヤム酸辣湯を扱う吉祥寺店は東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-10、Kichijoji ex 1階。公式サイトの営業時間は11時~22時、ラストオーダー21時30分となっている。新宿・恵比寿は曜日によって閉店時間が異なるため、来店前に公式の店舗案内で確認してください。

販売終了は予定で、店舗の状況によりメニューが変わる場合がある。最新の取扱いや注文条件は店頭で確認してください。

出典:譚仔日本発表(PR TIMES、2026年9月29日)、譚仔三哥公式の販売案内、本文中の公式資料。

多元ニュース編集部/2026年10月5日

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