在日華人の公益団体「龍在日華人援助協会」が熊本地震の被災地に10トンを超える支援物資を緊急輸送した。

7月28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、最大震度7を観測した。地震発生後、一部の避難所では飲料水や衛生用品、生活必需品などの不足が深刻化した。

こうした状況を受け、日本の民間災害救援団体「空飛ぶ捜索医療団」からの要請を受けた在日華人の公益団体「龍在日華人援助協会」(「龍公益」)は直ちに支援活動を開始。在日中国企業協会、中国国際航空日本・韓国支社、江夏株式会社、大成通商をはじめとする企業・団体、さらに多くのボランティアと連携し、被災地で特に必要とされる救援物資の調達と緊急輸送を実施した。
今回届けられた物資は、飲料水、高齢者用紙おむつ、暑さ対策用品、ティッシュペーパー、簡易トイレ(非常用トイレ)などの生活必需品が中心で、総量は10トンを超えた。救援物資は緊急輸送によって被災地へ運ばれた。

7月30日夜、輸送車両は東京、名古屋、大阪の各地を出発。8月1日午前、熊本県内の北熊本サービスエリアで車列が合流し、その後、震源地周辺へ向かった。
八代市鏡支所
八代市千丁支所
八代市代陽コミュニティセンター

「龍公益」は、在日華人有志によって設立された非営利の公益団体。日本に暮らす華人コミュニティーの緊急相互支援や社会貢献活動、日中民間交流の推進に取り組んでいる。自然災害などの緊急時には、被災情報の共有、支援物資の調達、現地での物資配布など、救援活動の調整・実施を継続的に行っている。

熊本地震の被災地で活動する中国人ボランティアに対し、日本のX(旧Twitter)ユーザーから多くの感謝の声が寄せられています。酷暑の中での献身的な人道支援に「ありがとう」「感謝しかない」といった直接的な感謝の言葉が多数を占め、「熱中症に気をつけて」とボランティアの体調を気遣うコメントも多く見られました。また、「困難な時に互いに助け合える国同士でありたい」「国籍に関係なく感謝に値する」といった、国境を越えた助け合いの精神や友好関係の深化を願う声も上がっています。中には、2008年の中国地震における日本からの支援を想起し、互いに助け合う歴史を振り返るユーザーや、「中国人は優しすぎる」と好意的な印象を抱くコメントも見受けられ、被災地の一日も早い復興を願う気持ちと共に、温かい交流が広がっています。
(レコードチャイナ取材/RR)



