株式会社アイジーエー(本社:福井県越前市、代表取締役社長:五十嵐昭順)が展開するレディースアパレルブランド「axes femme」は、現地パートナー企業との連携のもと、2026年7月24日に「axes femme 杭州工聯CC店」を中国・浙江省杭州市にオープンした。上海新世界城店に続く常設店舗の出店となり、オープン初日から多くの来店客を記録。新規顧客が全体の約8割を占める好調なスタートを切った。
上海から杭州へ―axes femme、中国進出のあゆみ


axes femmeは、2013年より上海を中心に中国での実店舗展開を開始し、華東地域で複数店舗を運営するとともに、2016年には中国向け公式オンラインショップを開設し、オンライン販売にも力を入れてきた。その後、市場環境の変化や新型コロナウイルスの影響を受け、実店舗展開を一旦休止し、オンライン販売を中心とした運営へと移行した。
2021年4月からは、現地パートナー企業との連携のもと中国国内のEC事業運営体制を新たに整え、中国市場でのブランド運営を再スタート。2022年の上海ロックダウンによる影響を受けながらも、在庫管理や運営体制の見直しを進め、安定した事業基盤の構築に取り組んできた。2024年からはコミカップ展示会をはじめとする各種イベントへの参加を再開し、ブランド認知の回復と新たな顧客との接点づくりに注力。2025年7月には上海新世界城に中国初のポップアップストアをオープンし、多くの顧客から高い評価を得たことから、同年9月に正式な常設店舗へと移行した。
今回の杭州出店は、上海で培った店舗運営の経験を生かし、中国国内でのさらなる成長を目指す新たなステップである。浙江省地域は同社のEC販売データにおいても重要なエリアの一つであり、一定の顧客基盤があること、また杭州ではコミカップ展示会など二次元関連イベントが多く開催され、日本発のクラシカル・ガーリー系ファッションとの親和性が高い地域であることから、出店を決定した。
「西湖」徒歩3分、杭州工聯CCに新店舗がオープン


杭州店は2026年7月24日、杭州市中心部の商業施設「杭州工聯CC」にオープンした。若い世代を中心に多くの顧客が集まり、アニメ・二次元文化に関心を持つ顧客が多いことも特徴の施設である。杭州の代表的な観光名所「西湖」から徒歩約3分という立地にあり、地元の顧客に加え、国内外から訪れる観光客にも接点を持つことができる。
店内は、axes femmeの「クラシカル」「ロマンティック」「ガーリー」な魅力を感じられる空間として設計。メインの「axes femme」を中心に、「Chalmiere」「REZEN」「myuloret」「POETIQUE」など幅広いラインを展開し、さまざまなスタイルを楽しめる構成としている。試着や写真撮影を通じて商品選びそのものを楽しめる、体験型店舗を目指した。
オープン初日から多くの顧客に来店いただき、続く土曜日・日曜日も高い来店水準を維持するなど、3日間を通じて好調な滑り出しとなった。期間中は限定ノベルティや購入特典などのキャンペーンも実施し、幅広い層の顧客に好評を得た。
来店した顧客は新規が中心で、新規・既存の割合はおおよそ8:2、新規顧客のうち地元の顧客と観光で杭州を訪れた顧客の割合は約6:4となった。
現地ファンから喜びの声も
以前の杭州来福士店閉店後には、「長い間寂しい思いをしていた」「オンラインでは購入できるが、試着できないため購入機会が減っていた」といった声も多く寄せられていた。上海新世界城店のオープン後には、杭州から上海まで足を運ぶ顧客も多く、「杭州に店舗が戻ってきて嬉しい」「上海まで行かなくてもaxes femmeを楽しめるようになった」といった喜びの声も届いている。
また、店舗の日本らしい雰囲気に興味を持って入店する新規顧客も多く見られ、「日本のデザインで可愛い」「レースや刺繍など細部までこだわったデザインが魅力的」「他のブランドにはない独特な魅力がある」といった反応が寄せられている。
上海・杭州の2拠点を軸に、中国市場でのさらなる成長へ
今後は、上海新世界城店と杭州工聯CC店を中国市場における重要な拠点として、ブランド価値向上と顧客基盤の拡大に注力していく。中国市場では地域ごとに消費者の特徴が異なるため、単純な店舗数拡大ではなく、各地域の顧客の反応を確認しながら、axes femmeに適したエリアで慎重に展開を進めていく方針だ。
店舗での接客、イベント、SNS発信などを通じて顧客との接点を増やし、ECと実店舗を連携させながら、axes femmeは今後も中国市場でのさらなる成長を目指していく。



